お客様の声

相続を通して祖父や父が守ってきた
財産のすばらしさに気づくことができた

祖父と父が丁寧に育てあげた牧場
事業を継ぐ決意をした矢先に

井上さん:井上牧場は、道東の別海町豊原地区で祖父の代から続く牧場です。祖父の代で入植して、父の忠芳が牛舎や乾乳舎の建設に力を入れ、現代の井上牧場の基礎を築きました。私は家業を継ぐつもりはなかったのですが、大学を卒業して札幌で働きながら、たびたび実家の手伝いをするようになったあたりから、酪農の仕事に興味を持ち、考え抜いた末に父が築いたこの牧場を継ぐ決心をしました。

ところが、2年経ってようやく酪農の基本をつかみかけてきたタイミングで父が病に倒れ、井上牧場のすべてを突如まかされるようになったんです。父はまだまだ現役のつもりでしたから、何も具体的なことは教わっていなかったんですね。

最初はとにかく困りました。心の準備もできず、事業主となってしまったので、農協の仕組みも分からないし、補助事業や制度のことも知らない。一から十まですべてわからなかったです。たまたま妻の実家も酪農を営んでいたので、帰省した際に仕事で分からないことを教えてもらったり、みんなに助けてもらってなんとか事業を回せるようになりました。

会計の知識が乏しいじぶんにも 懇切丁寧に対応してくれそうな気がした

井上さん:会計の話をすると、父は税金の申告にくわしかったのか、税理士を入れず自分で処理していました。ところが、私が実家に戻ってから病気が見つかり、闘病の末に亡くなってしまったんです。それまで会計周りのことをまったく学んでこなかった私が相続をなんとかしなければならないという状況になり、困り果ててしまいまして。農協に相続の相談をしたところ、オーレンスを紹介してもらいました。

相続の面倒を見てもらえると決まった時は本当に安心しましたね。資産を誰にどうやって引き継ぐのが効率的なのか。あらゆる観点を真剣に考え抜いてくれて心強かったです。農地や牛、自給飼料、農機具等、酪農特有の資産の相続手続きに加えて各種保険の受け取りまで、聞いたことのルールばかりで困惑しましたが、すべておまかせでスムーズに処理してもらいました

事業をやればやるほど
父や祖父への感謝が深まっていく

井上さん:事業を自分でやってみて、父や祖父に対する感謝は深まる一方です。残してくれた機械や牛舎はみな現役で今も使えるものばかり。60年以上前の牛舎なんて、今では考えられないくらい頑丈に作られていて、大きな地震が何度もあったがビクともしない。

先日の地震で停電した際も、父が残した発電機が使われないまま新品同様で残っていて、それのおかげで通常通りの搾乳ができ、1頭の乳房炎も出さずに、牛たちの健康を維持することができたんです。先代たちが残していってくれたものをしっかり相続できたからこそ、安心して商売ができる。本当にありがたいと思っています。

当初は相続サポートのみをお願いしていたのですが、稼業を継いだ後の相談にも乗ってほしかったので、会計に関する顧問契約を結んで、さまざまなアドバイスを引き続きもらっています。悩みごとを気軽に相談できる相手がいるのはよいですよね。確定申告も、父のころはできていなかった65万円の控除を、オーレンスとの契約を機に受けることができるようになりました。

今あるリソースでどれだけ利益を大きくできるかに
まずは注力していきたい

井上さん:今の段階では、規模を拡大させて売上を伸ばすよりも、今あるリソースでどれだけ利益を大きくできるか、という部分に注力したいと思っています。

利益を大きくする上で、まず着手すべきなのは、牛の餌となる「草」の品質。いい草が採れれば、コストのかかる配合飼料も減らしても、乳量を大きくできる。何年か自分でやってみて、草の品質を左右する要因が少しずつ分かってきました。

酪農家が大事にすべき順番としてよく言われるのは「土、草、牛、人」。良い乳を出したいなら、良い草を育てなければならず、そのためには何よりも土が大事だということ。土の成分分析は必ずこまめに行っていて、不足している成分があれば、確実な補填ができるよう体制を整えています。配合飼料はどうしてもコストが大きくなるので、そこは確実に減らしていきたいですね。

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